山崎駅は、尾西線では唯一名鉄に合併された後に開業した駅である。ここの辺りは日本一の産出料を誇るギンナンの産地で、駅前にもイチョウの木が密集しており、秋には葉っぱが黄色く紅葉し、たわわに実ったギンナンを棒でゆすり落とす様子が見られる。この駅から先に見える日光川の堤防沿いにある写真屋は、30分足らずで同時プリントするので、便利である。
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| 祖父江名物ギンナンを 産するイチョウ群 | ドイツビール号として 登場の8800系 |
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開業:大正13年10月
尾西線の名は「尾張の西部を走る鉄道」という意味なので、尾西市とは直接関係はない。実際、尾西市が誕生したのは昭和30年代で、もちろん尾西鉄道開通のずっと後である。尾西線は南北に長い尾西市をかすめ、南端にこの玉野駅、北端に開明駅がある。駅の周辺は、商店が数点あるだけの何でもない所だが、数キロ先にある高校への通学客に利用されている。かなり距離があるために、駅の近くに自転車を置きっぱなしにして通学に使っている生徒が多いものの、徒歩で通う生徒もかなりいる。
また、平成10年からは尾西市内を巡回する市営のバスが運行を開始し(運行は名鉄に委託)、玉野駅にもやってくるようになった。
開業:明治32年7月
萩原駅は明治32年に森上−萩原間の延長開業時に出来た駅で、一宮市萩原町の中心駅である。駅周辺は、昭和30年代に一宮市に合併されるまでは中島郡萩原町で、合併後の昭和33年に駅舎が改築され、しばらくは2階に一宮市萩原支所が置かれていた。しかし現在は移転してしまい、駅舎の広いスペースを持て余してしまったのか、2階部分机などが山積みされている。愛知県は喫茶店の激戦区として知られているが、やはりここの駅舎構内の一角にも喫茶店があり、待ち合わせの一時にコーヒーで一服できる。
また、つい最近までは構内踏切がなく、列車接近時は駅員が乗客を止めていたが、安全対策として平成9年に自動構内踏切が設置された。駅前には萩原商店街が軒を連ねているが、駅からまっすぐ進んだ突き当たりのところにパン屋さん、商店街の本通りにたこ焼屋さんがあり、どちらもいい味でおいしい。この街はグルメな人にもおすすめな所である。
現在は無人駅となったが、ホームに隣接している一軒の建物がある。「和楽屋」という和菓子屋で、お菓子を売っている他、切符の委託販売も請け負っている。ここの名物は駅前で発掘された二子遺跡にちなんだ「双玉もなか」で、手作りらしい素朴でぬくもりが感じられる逸品である。